改善が必要なページが分かる – 未読了検出

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改善が必要なページが分かる – 未読了検出

ヒートマップはウェブページ内でのユーザー行動を可視化するツールです。
ウェブサイトでのユーザー体験=ユーザーエクスペリエンスはとても重視されるようになりました。
Googleでもこのユーザーエクスペリエンスを向上させるため、3つの指標からなるコアウェブバイタルを導入しています。

  • LCP(ページの表示速度)
  • FID(ユーザー操作への反応性)
  • CLS(視覚要素の安定性)

サーチコンソールにもページエクスペリエンスという項目が追加されました。
これはユーザーがページ操作を行った際のコンテンツ以外の価値に対する指標です。
ウェブマスターの立場では、サイトの効果を上げるためのヒントと捉えることもできます。

ユーザー行動へのアプローチ

ウェブページにおける満足できないユーザー体験とはどのようなものでしょう?

1.ページエクスペリエンスの問題
→見にくい・使いにくい
2.情報自体(コンテンツの内容)
→つまらない・役に立たない

では、良好とはいえない体験をしたユーザーはどのように動くでしょうか?
もっとも端的な行動はあらたな情報を求めるための離脱です。
異なるページ間で離脱に似た傾向が見られる場合、前者のページエクスペリエンスの問題、つまり、使いにくいサイトである可能性があります。
後者は文章や見出しの内容・画像・レイアウトが適切でないなど、コンテンツそのものの問題。

Aurora Heatmap プレミアム版では、ユーザーがページのどこで離脱したかを確認できます。
この両方の問題の発見の手掛かりになります。

未読了検出で読まれてないページを見つける

Aurora Heatmapの未読了検出機能は離脱判定をさらに一歩進めたものです。
アクセスはあるものの、読まれていないページを抽出します。

離脱率が一定数より高い、改善候補となるページが通知されます。

ページエクスペリエンスに問題がある、情報に価値がない、いずれかの可能性のページともいえます。
対象のページはクリック・離脱・熟読の各ヒートマップにより、実際のユーザー行動を確認することができます。

設定概略

任意に指定した各要素のしきい値で未読了を判定します
設定すべき指標はつぎの3つです。

  1. アクセス母数
  2. 未読と判定する離脱位置
  3. アラートを発するユーザーの割合


デフォルトでは、コンテンツの25%の位置まで到達しないページを未読了と判定し、最小5件以上のアクセス母数があり、60%を超えるページがリストされます。

データは週一度の集計で更新され、Aurora Heatmapの管理画面で確認できるほか、管理者充てにメールが送信されます。

Aurora Heatmap 有料版 導入解説ページ

改善すべきページの発見にお役立てください。
サイトにコンテンツが多いほど、その効力を発揮するはずです。